ECOLOGY / エコロジー

リフレクティックス

遮熱材リフレクティックスの構造

遮熱材リフレクティックスの構造リフレクティックスの構造は、両面の高純度アルミ箔(純度99.99%)に、2枚のバブルポリエチレンシートと3枚のポリエチレンシートが内蔵された単純構造体です。また7層構造を支えているのは接着剤ではなく、最先端のプラズマ方式を採用しているため、剥離したり破れたりすることはありません。
また、酸化したり、分解したりすることもなく、耐久性は永久的なものといえます。
この高い遮熱性能をもつリフレクティックスは、暑さ寒さを快適に過ごす事に寄与した環境に優しい材料です。しかも経費の節約とエネルギーの節約に大きく貢献します。

快適さは温度でしょうか?

快適さは温度ではない外気36℃の太陽の下にいると、噴き出るような汗と行き詰まるような熱気で立ちくらみをするような思いをしますが、木陰に入ると涼しく感じます。
体温を36.5℃とすると、外気はそれより低い温度ですから、本来涼しく感じなければなりません。しかし、暑く感じるのは太陽の輻射熱が直接体に当たって熱を発しているからです。
木陰に入ると木の葉が輻射熱をカットしてくれますので、涼しく感じます。
また、36℃のお風呂に入った場合ぬるく感じることは誰もが経験していることです。すなわち「暑い・寒い」と感じるのは温度ではないのです。

熱移動の75%は輻射熱

リフレクティックスは、輻射熱(下図赤棒)の99%をカットします。

三重ガラス

ロックウール

抜群の耐熱性能

ロックウールの主原料は、製鉄所の高炉から発生する「スラグ」です。この高炉スラグは無機質であるため、製造された繊維は高い耐熱性能を有します。
製品は国土交通大臣の不燃認定を取得、耐火性を要求される部位はもちろん、住宅用断熱材としても幅広くご使用いただいています。

優れた吸音性能

ロックウールは繊維の間に無数の空隙を持つことにより、高い吸音性能を有しています。
機械室、スタジオ等の防音や、住宅の床防音材として幅広くお使いいただけます。

製造エネルギーが約1/2

JFEロックファイバーの工場は、製鉄所の敷地内にあります。
主原料の高炉スラグは、製鉄所の高炉から巨大な鍋に入れて場内専用鉄道で運ばれます。
1400℃という高温のまま運搬するため、再加熱量が圧倒的に少なく、製造エネルギーは他の繊維系断熱材に比べ約1/2です(*注)。
注:溶融エネルギーの比較による

安心の断熱・保温性能

製造技術の改良を重ね、常に革新するロックウール。品質の安定した製品は、確かな断熱効果をお約束します。
また、腰のある繊維と耐水性能との相乗効果で、長期間にわたって断熱・保温性能を持続します。

優れた耐水性能

ロックウールは、断熱材としての基本性能以外に耐水性能も備えた製品です。
繊維の1本1本まで撥水処理を施しているロックウールだから、水にも強く、構造躯体の耐久性を損ないません。